自治~自分達の力でまちと暮らしをつくりあげる~【2024-常設展示 パネル②】
じち じぶんたちのちからでまちとくらしをつくりあげる 2024 じょうせつてんじ ぱねる 2小千谷は、住民が率先して自分たちの暮らしを作り上げ、時に大きく変えることで、「自分たちのなりたい姿」を作り上げてきました。 例えば、時の権力者の庇護を受けつつ、確固たる地域の鎮護としての地位を自らの力で築き上げ、500年以上の伝統・文化が残り続ける、魚沼神社。 例えば、住民誰一人欠かすことのない製作方法を考え、住民総参加で数万反もの需要を支え、一大産業として小千谷の文化を作り上げた、小千谷縮。 例えば、1630年代に産業と生き様の未来を見据えて大胆にまちを作り上げて、現在にも通用する都市計画のまちづくりを成し遂げ、小千谷縮の製作・流通を中心として繊細なまちを運営してきた小千谷の人々。 ここでは小千谷の中~近世における生活や生業の痕跡から、小千谷の自治の気持ちにあふれた市民性の根源をたどってみましょう。