ものづくりじーじの製作日誌 卓上扇風機
ものづくりじーじ今回は空調服用ファンユニットを流用して卓上ファンを作ってみました。
アイディアの元
桜のシーズンが終わって日中の気温が4月なのに夏日手前なんて日がある今日この頃。 外作業の時に活躍する空調服の出番もそろそろかなぁなどと思って着てみると・・・・・・ ・・・・・・チャックがしまらんぞ( ノД`)シクシク… 冬場の不摂生で一回り大型化したじーじ 空調服はあきらめるかぁ(痩せる気はない?w) でもファンユニットはもったいないなぁと・・ そこでファンユニットを流用して卓上扇風機にして再利用することを思いつく。
とりあえず図面化
レーザー加工機での切り出し用データの作成は大体次のような工程で進めています。 ①手書きでスケッチ(ラフ図)を何枚か書いて大体の構造や形状を検討 ②無料で使えるJW-CAD(2DCAD)を使用して機械製図の要領で詳細設計をし、計画図を完成させる ③計画図からレーザー加工機用切り出しデータを作成
切り出し用図面
フレーム(取付枠)の仕様について
①角度調整が出来ること 角度の調整機構はシンプルで変更に時間がかからないこと ②部品点数は出来るだけ少なくすること ③出来るだけコンパクトにすること この条件で計画図を仕上げました。
ファンユニットの特性
元々空調服用のファンユニットは、普通の扇風機と違って風を前方向ではなく、広角に広げる仕様のようで、卓上扇風機としては前方への風量が思ったほど多くない為、整流用のフード(カバー)を3Dプリンタでつくることに。
3DCADでフード(カバー)を作図
写真はスライサソフトで配置したもの
今回使用したフィラメント(レインボー)
ホントカで使用できるPLAは3月まで単色の白青赤しかなかったのですが4月に単色以外のフィラメントも購入したそうで今回は色が途中で変わっていく(レインボー)フィラメントでつくりました。 レインボー以外にもラメ入りのフィラメントなんてのもあるらしいので今度使ってみたいと思うじーじなのでした。
組み立て⇒完成
3Dプリントが今回想定より時間が長かった為急遽、全高の半分の高さで中断しました。 結果的には半分の高さでも十分に整流効果はあったので結果オーライということでw
フードがなんかメロンぽいw
裏はこんな感じ
試運転
フードのおかげで風量もUPしてこれなら十分使えそう VerUpで凍らせたペットボトルを装着できるアタッチメントなんぞをつくってみようかな