大明神遺跡発掘調査記録 chapter33≪3か月間遺跡を守った養生をはがす≫
だいみょうじんいせきはっくつちょうさきろくちゃぷたーさんじゅうさんさんかげつかんいせきをまもったようじょうをはがすchapter33≪3か月間遺跡を守った養生をはがす/2025年8月26日≫
記録を取る
遺跡調査では、様々な記録を取りますが、その中で最も大切なのが、「レーザーを用いた測量」と「ドローンを用いた航空写真撮影」です。この作業は遺跡がほとんど掘りあがった状態でなければ行うことができないため、遺跡調査の最終版に行うこととなります。また遺跡全面を記録するために遺跡面を露出させる必要があります。このため最も記録に準備を費やす作業とも言えます。
ブルーシートをはがす様子
ぶるーしーとをはがすようす3か月間遺跡を守ったブルーシートをはがしていきます。6月に調査が終わり、かけたまま3か月経過したような場所のブルーシートをはがすと、コケが生え始めていたり、ブルーシートの風化により土が青くなってしまっていたりします。
ブルーシートの下には・・・
穴に落ちないようにふさいでいた板をはがす
あなにおちないようにふさいでいたいたをはがす発掘調査にブルーシートの上を出来るだけ歩かないように注意を徹底しています。これはブルーシートの下に遺跡調査によって掘った穴の跡がたくさんあるからです。不用意に落ちてしまうと、大きなケガをする原因となります。これを避けるために穴の大小に関わらず、ベニヤ板をおいて穴を塞いでいます。このベニヤ板も久しぶりにはがすと、コケが生え始めていたり、穴の中でネズミが育ち始めていたり、普段できない体験ができます。 文:小千谷市学芸員 白井雅明