令和7年度読書旬間~小学4年生&6年生~
れいわななねんどどくしょしゅんかんしょうがくよねんせいあんどろくねんせい令和7年度の読書旬間 小千谷市立小千谷小学校の4年生と6年生を対象に絵本の読み聞かせというお題をいただきました。各日15分程度の短い時間の中で、児童に伝えたいこと、心に残してあげたいキーワードを決め、いわゆる「読みっぱなし」ではなく、その場にいた児童、先生を巻き込む形で、全員参加の「本に触れる」、「言葉に触れる」、「社会を知る」いい時間を過ごすというコンセプトで実施しました。 私は、読み聞かせ初挑戦です。(読み聞かせ図書はにあえて内容がシンプルなものを選びました。) 今回、私は以下のことを大切に読み聞かせに挑戦しました。 ①聞き手に興味を沸かせること(最初から最後まで退屈させない) ②あっという間に終わっちゃったねと思わせるくらい楽しませること ③本と同じくらい、人の話を聴くことのメリット、集中力の大切さを知ること こんなの読み聞かせではないよ!という意見もあろうかと思います。私個人も挑戦者であり、児童のみなさんも常に挑戦者であってほしいです。決して押しつけはしません。正しいとは思いません。多様な考えを認め合うことが小千谷市ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。そのものなのです。 両日ともに終始「笑顔」と「感謝」の表情が見受けられました。この会場にいた「挑戦者」にとって貴重な経験になったと感じております。いい「出会い」をくれた小学校、ホントカ。に感謝です。 ◆R7/11/11(火) 小千谷小学校4年生 テーマ「戦争」 読み聞かせ「ぼくがラーメンたべてるとき」 今、こうして図書を眺めている時間にも世界のどこかで、泣いている人がいる。涙も流せないままの人もいる。 なぜ「争い」が起きるのか。なぜ「争う」のか、なぜ「後悔」しないのか、「反省」しないのか、「痛み」はないのか 戦争は、人を傷つけるだけではない、動物も自然も傷つける。 すべては「人間」の明確な意思がある。偶然、ついうっかり、アンラッキーで...なんてことはない。 すべては「起きている」ではなく、「起こしている」のだ。 私は戦争経験者ではない。これからも経験しない。児童のみなさんも経験してほしくない。 「起こさない」という強い意志とそれを表現できる強い心を養ってほしい。 「戦争」は決して他人事ではない。 ◆R7/11/13(木) 小千谷小学校6年生 テーマ「PASSION(パッション)」 読み聞かせ「No、David!」 卒業を控えた6年生 感謝の気持ちを忘れず、後悔しない時間を過ごしてほしい。 「おはようございます」、「ありがとう」、そして「愛してるよ」、少し照れくさいけど、大切な人に伝えてほしい。 家族、友達、先生、地域の人々、クラブ活動の指導者等の日頃みんなを支えてくれている人々に。 そして、劇「学校の創生」の完成に、成長した子どもたちに、息子に感謝を伝えられました。ありがとうございました。
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