今年もやってきました!市民学芸員養成講座vol.23
ことしもやってきました しみんがくげいいんようせいこうざ ぼりゅーむ23「学芸員の仕事は、実に様々。資料の収集、保管、展示をして、さらに講演まで!」 「そんな学芸員の仕事を気軽に体験し、小千谷のまだ見ぬ魅力を一緒に発見しましょう!」 と、そんなことで始まった【市民学芸員体験講座】も2年目に突入。 活動報告や参加者の感想などをご紹介します。 第23回は「発掘調査演習④ 朝日山古戦場~昨年の調査から発見できた戦いの最前線~」 (2025年5月11日実施)
【報告:市内在住 50代男性】 本日の講座の場所は「朝日山古戦場」榎峠南側の崖面。 (会水城跡の少し下) ここには新政府軍が長岡藩軍に向けて撃った弾丸が沢山見つかるところ。 弾丸が土にめり込んだものを見つけると、どこからどの軍がどの銃でどのように撃ち込んだか推察することができ、どの藩のどの部隊がどこに陣取っていたか?等が浮かび上がり、戊辰戦争の詳細な一次資料となります。 さて、今日のテーマは「崖が崩落するまえに歴史資料である弾丸を救出せよ!」でした。 浦柄神社から向こう側に見える山にその崖があり、歩いて移動。 崖を目の前にしたときの感想は、「小千谷市のイベントなのに崖が急すぎて危険だ!」でした。 参加してる猛者たちはどんどん崖に吸い込まれていき、金属探知機で続々と弾丸を救出。 弾丸だけでなく僕も疲れて救出して欲しいぐらいでした。 本日合計で40以上の弾丸が見つかり、弾丸の場所や角度などが記録されました。 さしずめ「AJG40」(会水城崖40)という感じでしょうか。 歴史を探究することで、その時代に思いを馳せ、タイムスリップした感覚になります。 次回以降もこの講座はタイムマシン。楽しませていただきたいと思います。 *学芸員養成講座は今年は参加者新規募集してないそうですが、現参加者の紹介で参加できるとのことです。 #市民学芸員養成講座 #戊辰戦争 #歴史探究はタイムマシン #朝日山古戦場