【報告：市内在住 30代女性】 小千谷に残る中世城郭のひとつ。 ここ数年の調査でその大きさが少しずつわかってきているそうで、新潟県内の城跡の中でもその規模は3番目くらいに大きいそうです。 内ヶ巻城はあまり高い山ではないので、堀をたくさん作って装備を固めたそうです。その堀は24個(現在発見できてるだけで)連なっていて、ここを攻めるとなると体力的にもですが、どっちに攻めていいか方向が分からなくなり精神攻撃も受けそうです。 今は、草や土の匂いを感じながら、みんなでワイワイ登ると楽しいです(^^) しかし、こんなに堀を登って降りて登って降りてがずっと続くと、普段生活する方(守る方)は道が分からなくならないのかなぁと...私だったら迷う自信があります。

午後はかつての妙高寺の跡を探索しました。 石垣がところどころ残っていたり、雨落ち溝(建物の周りに掘った溝)の跡を見ることができました。 この雨落ち溝は建物の外周に沿って作ってあるので、跡を見る限り、かなり大きな建物があったのが分かりました。 これをイメージ図でも再現できたら楽しそうですね。 石が敷いてある部分も見つかり、きれいに出してあげたくなりました。全貌が見える日は来るのでしょうか？ 白井学芸員によると、市内なら薭生城、県内なら春日山城、村上城もおすすめだそうですよ！ 学生時代、日本史はあまり興味がなかったので、これを機に中世城郭の勉強もしてみようと思います。