皆さんは普段どこで勉強するだろうか。大人になったから、もう勉強はしない？とんでもない。我々は人類である以上、常に何かを学び、技術を研鑽し、次世代へバトンをつないでいるのである。それは学校教育の国語・算数などに見られる教科の枠にとらわれない、自分の生きる課題と直結した実学的な学びである。子供も同じであり、学校から一歩出た時の些細な遊び、登下校で感じる様々な出会い、すべてが大切な学びである。こんな冬の立ち読みでさえ間違いなく彼の学びの機会であり、現代的な言葉で言えば、多様な学びであり、世界でも類を見ない戦後復興と高度経済成長という日本の最繁栄期の底力へ、どこかつながったに違いない。