実際の地で当時の物を発掘し推察する【市民学芸員体験講座】第31回
じっさいのちでとうじのものをはっくつしすいさつする しみんがくげいいんたいけんこうざ だい31かい「学芸員の仕事は、実に様々。資料の収集、保管、展示をして、さらに講演まで!」 「そんな学芸員の仕事を気軽に体験し、小千谷のまだ見ぬ魅力を一緒に発見しましょう!」 と、そんなことで始まった【市民学芸員体験講座】も2年目に突入。 活動報告や参加者の感想などをご紹介します。 第31回 史跡調査演習「朝日山の調査~戊辰戦跡発掘から幕末の戦術を学ぶ~」 (2025年11月8日実施)
【報告 : 市内在住 30代男性】 今回初めて朝日山古戦場の発掘調査へ参加させて頂きました。 1868年今から約150年以上前、三国街道の要所である榎峠を同盟軍が奪還したことからこの地は両軍にとって非常に重要となった。朝日山の山頂の展望台へ登ると小千谷市と信濃川の流れを一望でき、非常に見晴らしが良くその意味を実感することができた。
発掘調査に当たり樹木の伐採、枝や落ち葉の除去等発掘前の準備の大変さを知ることができた。いざ発掘が始まるとなかなか金属探知機の反応がなく残念ではあったが、白井さんの探し当てた場所を掘り、銃弾を発掘することができた。発掘した銃弾は埋まっていた向きから鬼倉の方から発射された松代藩のものではないかと推察された。発掘するに当たっては、掘る時は埋まっているものを傷つけないように優しく平らに、根っこをきれいに切り、銃弾のように埋まっている方向からいろいろ推察できることからすぐ掘り起こさないこと等を学んだ。他にも薩摩藩の発射した銃弾や四斤砲の破片、軍服のボタンなどが発掘される等の成果が出た。今まで文献を中心に歴史を見てきた自分としては実際の地で当時の物を発掘し推察する今回のような経験は非常に興味深いものだった。まだまだ朝日山には当時を思い起こさせる物が数多く埋まっていると思うと非常に楽しみである。 今回発掘は多くの皆様の協力で成果が挙がるものだと実感いたしました。本日参加した皆様ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。