子どもの描いた絵や字って、かわいいですよね。私は、とりあえずスマホのカメラでカシャッと撮って保存してしまいます。 でも、スマホの画面で見るだけではなく、何か別の形でも残せたらいいのに…と思いませんか? 発アンカーでは、それが可能なんです! いろいろな形でお子さんの絵や文字を残すことができますが、まずは刺しゅうミシンを使った残し方をご紹介します。
使う機器
刺しゅうミシン
用意するもの
・ハンカチやポーチなどの布製品(厚さ1ミリメートル未満) ・刺しゅうデータに変換したい絵や文字を撮影した画像(USBなどに入れて持参するか、発アンカーのメールアドレス宛に送付してください) ※刺しゅう糸は発アンカーにあるものを使用できますが、持参の場合は、以下の仕様の糸とボビンをお持ちください。 ・上糸:刺しゅう用のレーヨン糸またはポリエステル糸(den120×2、#50) ・下糸:ポリエステル(スパン)の糸(#90~120) ・金属ボビン(MBN:5個入、BO13:1個入り)
作り方
1.発アンカー内のパソコンを立ち上げ、Inkscapeを起動します。 2.Inkscapeに画像を取り込み、刺しゅうしたいサイズに調整します。 3.トレースをし、線画を作ります。 4.オブジェクトをパス化し、色を付けていきます。 5.刺しゅうデータに変換し、縫う順番や角度、間隔などを設定します。 6.データをUSBに保存します。(拡張子は「pes」形式) 7.刺しゅうミシンを起動し、USBを差し込んでデータを取り込みます。 8.刺しゅう枠に布を張り、糸をセットして刺しゅうします。
完成したものがこちら
じゃーん!! 息子が紙に描いたキリンの絵や文字が、忠実に刺しゅうになりました!
料金
発アンカーでは、「使った材料の分だけ支払う」が基本なのですが、刺しゅうミシンは、糸を何センチ使ったかなどの履歴が残らないため、「1時間500円」でお支払いいただきます。 データを作成する時間は含まず、ミシンを稼働してからの時間です。
あとがき
私が個人的に1番難しいと感じている手順は「線画を作る」ところです。 輪郭が濃く太く描かれている絵だとトレースがスムーズですが、輪郭が薄かったり、中の色が濃かったりすると、線画を作るのが難しいです。 色塗りされていない、黒いペン一本で描かれた絵だと、初心者の方でも簡単に刺しゅうデータを作ることができるのでおすすめです!