百の数え方【小千谷アルバム】
ひゃくのかぞえかた おぢやあるばむ【小千谷アルバム】は小千谷の古い写真の紹介と、その撮影した時の場所や時代などの情報を推定する取り組みです。
三仏生:【昭和40年代】
小千谷には本当にたくさんの昔話や伝説がある。「山の狐に化かされた」、「近所のおばあさんが豹変した」、「蛇に好かれた娘を池に送らなければならなくなった」、「むじなの住む洞穴が佐渡までつながっている」等々、一見するとずいぶん昔の話で、我々はただただ読み物として、楽しく怖がりながら、その教訓を学ぶことができるだけである。 ところが例外的にこの三仏生百塚に伝わる伝説だけは今でも現役で体験することができるのかもしれない。「塚を数え歩いて、百まで数えきったら頭から上が無くなってしまった」という大変ショッキングな伝説である。 伝説に従えば皆さん決して数えてはいけない。かく言う私は数年前に数えてみたが、今のところまだ頭がある。もしかしたら、「百の数え方」を間違えたのかもしれない。(笑)
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