大明神遺跡発掘調査記録chapter45≪土器を当時の形に接着する/2月10日≫
だいみょうじんいせきはっくつちょうさきろくちゃぷたーよんじゅうごどきをとうじのかたちにせっちゃくするにがつとおかchapter45≪土器を当時の形に接着する/2026年2月10日≫
くっつくことがわかった土器は、セメダインや洗濯バサミを使って、当時の形に接着します。
接着作業
【土器をセメダインで接着する様子】
どきをせめだいんでせっちゃくするようす土器をくっつける際の注意点
土器をくっつけるのは、図画工作のように簡単に行うこともできるのですが、注意することは3点あります。
- 歪み:土器は器ですので、円弧しているのですが、接合の時に歪みがあると、全体が歪んでしまいます。
- 付着物:土器を接合する際に、接着剤が付近にあるものまでくっつけてしまいます。このため整理整頓されたきれいな環境で行う必要があります。
- 接着剤:可逆性が高く、伸縮性の少ないものを選びます。現在小千谷市ではセメダインを使用しています。
こうして、土器はある程度の形まで接着できるのですが、どうしても部品が足りないことが多いです。この際は石膏等で足りない部品を補う必要があります。 文:小千谷市学芸員 白井雅明