「グッドデザイン・ベスト100」受賞
ぐっどでざいんべすとひゃくじゅしょう公益財団法人 日本デザイン振興会が主催する「2025年度グッドデザイン賞」において、「小千谷市ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。」がグッドデザイン・ベスト100に選出されました。 今年度の応募総数は5,225件、うち受賞件数は1,619件。「グッドデザイン・ベスト100」は、その年の全受賞件数の中で、審美性、提案性、可能性などにおいて総合的に優れているとして高い評価を受けた 100 点です。
2025年10月15日公開(2025年10月15日更新)
受賞対象
図書館等複合施設「小千谷市ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。」
受賞者
小千谷市(事業主体) アカデミック・リソース・ガイド株式会社 平賀研也 株式会社平田晃久建築設計事務所 株式会社国際開発コンサルタンツ アフォーダンス株式会社 サイフォン合同会社
デザインのポイント
1.フロート/アンカー/ルーフという建築的デバイスによる「変化し続ける自然や活動」と連動する動的な建築 2.情報と人の活動をつなぎ、「知る」という行動を支える、リアルとデジタルが一体化した情報環境のデザイン 3.リビングラボによる、多様な人々が参画し、対話・創造していく「共創」実現のための持続的取り組み
審査委員コメント
地域図書館のあり方をデザインした施設。フロートと呼ばれる動く本棚により、内部スペースが大きさを変え、地域活動の主体が使いやすいサイズを、図書館エリアの中に生み出していることがすばらしい。それにより、冬場、外が使えないときの広場空間として地域に利用されていることや、昨今、夏の暑い時期も、同様に広場として活用される。図書館がサードプレイスとして地域に開かれるときの新しい空間実践を評価した。