ホントカ。

【みんなの手で、未来づくり大作戦】2025-特別展-小千谷縮の織り子

みんなのてで みらいづくりだいさくせん 2025 とくべつてん おぢやちぢみのおりこ

小千谷の文化財を受け継ぎ未来につなげる人たちの、手と声を、聞き取り調査をもとに紹介します。

おぢやの千の宝
2025年2月19日公開(2025年2月19日更新)

小千谷縮の織り子

2025-特別展④ - よいものをつくれるように、前の人が持っているものを受け継ぎたい - (昭和63年生まれ)

【みんなの手で、未来づくり大作戦】2025-特別展-小千谷縮の織り子

おぢやの千の宝
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①あなたは文化財に関するどんな活動をしていますか

小千谷縮の織り子。絣(かすり)も勉強中で、苧うみは練習したけど本格的にやるにはこれから。

②普段はどこでその活動をしていますか

文化財の縮としては、上ノ山の市民学習センター楽集館で「百日講習」を受講中。家業で、伝統工芸品の縮を作っている。

小千谷の織物

小千谷織物同業協同組合

③いつからその活動をしていますか

6、7年前に結婚して、家業がこれだったので自然にやるようになった。 最初、文化財の小千谷縮はやっていなくて、よく知らなかった。社長がやってみようと言ってきたので、じゃ、やってみようかなと。そこから、夫婦で市民講座に参加するようになった。 伝統工芸品と文化財の小千谷縮、どちらもモノができる感動は一緒だけど、文化財の方は全部手仕事でやるのが面白い。ただ、全部手でやるので、同じことを毎日繰り返し続けることが大変。 百日講習は、9時から16時までやるのだけど、糸づくり(織る状態にする)だけで3,4か月かかる。2月くらいから織り始めて、4月か5月に織りあげる。中には終わらない人もいる。

④活動で大切にしていることは何ですか

今の段階でいえば、周りの人の技術とかを全部身につけて、技術として高めること。よいものをつくれるように、前の人が持っているものを受け継ぎたい。

⑤小千谷の好きなもの、ことは何ですか?また、なぜ好きなのか教えてください

何がというのはないけど、生まれた場所だから。自然がいっぱいあるところ。

⑥未来の小千谷の人たちに伝えたいこと

私にとっては大事だけど、若い人には小千谷にこだわらないでほしい。

(2024年9月)

ホントカ。小千谷市ひと・まち・文化共創拠点
住所:〒947-0021 新潟県小千谷市本町1丁目13番35号電話:0258-82-2724FAX:0258-82-8915
開館時間:
屋内広場
食アンカー
発アンカー
響アンカー
※演アンカー西側トイレは24時間利用可能
休館日:毎月第2, 4火曜日及び年末年始
第2・第4火曜日
祝日に当たるときは、その翌日以後の最初の休日でない日
年末年始
12月29日から翌年の1月3日まで
食アンカー
毎週月・火曜日、年末年始

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