ホントカ。

暮らしの道具はどこから。【2024-常設展示 古代~中世】

くらしのどうぐはどこから 2024 じょうせつてんじ こだいからちゅうせい
おぢやの千の宝
2024年9月26日公開(2024年10月11日更新)

平安時代から戦国時代くらいにかけて使われた食器の多くは「土器」でした。土器は大きく分けて、自分で作れるものと自分で作れないものがあります。 自分で作れる「土師器」は身近な土を使って砂を混ぜて、手でこねて、指でなでたり、木で叩いたりして、成形して、焚き火で600度くらいの温度で焼いた土器です。誰でも作れる方法で日常的な食器をみんなで作って、壊れたらまた作れば良いと気軽に使っていたようです。 一方自分で作れない「須恵器」は、特定の窯で職人が作ったものです。例えば小千谷でよく見つけられる【珠洲焼】という須恵器があります。これは今から700年前くらいによく使われた須恵器で現在の能登半島の窯で1100度くらいの温度で作られた土器です。どうして「そんなに遠くから?」と思うでしょうが、実は小千谷は信濃川から海までの最短距離であり、海に出て船を使った直線距離にして200kmととても近いことがわかります。このため一見山しかない小千谷に海に関する交流品がたくさんあるのです。

ホントカ。小千谷市ひと・まち・文化共創拠点
住所:〒947-0021 新潟県小千谷市本町1丁目13番35号電話:0258-82-2724FAX:0258-82-8915
開館時間:
屋内広場
食アンカー
発アンカー
響アンカー
※演アンカー西側トイレは24時間利用可能
休館日:毎月第2, 4火曜日及び年末年始
第2・第4火曜日
祝日に当たるときは、その翌日以後の最初の休日でない日
年末年始
12月29日から翌年の1月3日まで
食アンカー
毎週月・火曜日、年末年始

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