ホントカ。

【みんなの手で、未来づくり大作戦】2024-常設展示-巫女爺の継承者

みんなのてで みらいづくりだいさくせん 2024 じょうせつてんじ みこじいのけいしょうしゃ

小千谷の文化財を受け継ぎ未来につなげる人たちの、手と声を、聞き取り調査をもとに紹介します。

おぢやの千の宝
2024年9月26日公開(2024年10月11日更新)

巫女爺の継承者

2024‐常設展示③ 趣味:ミコジサ 横田明日夢(平成17年生まれ) 《画像は近日公開予定です お楽しみに!》

【みんなの手で、未来づくり大作戦】2024-常設展示-巫女爺の継承者

おぢやの千の宝
1枚の写真の1枚目

①あなたは文化財に関するどんな活動をしていますか

ミコジサ

②その活動は主にどこでしていますか

横町会館

③その活動はいつからしていますか

芸人をやるようになったのは中一で、その一年前に見習いになった。ただ、ジサの真似をして踊るようになったのは3歳くらいなので、芸歴でいうと17年(笑)子どもの頃、家でゲームをやらしてもらえなかったことも影響しているかもしれない。小さい頃の写真は、ミコジサのふりをしている。 もともと、家がミコジサをやっていた家系で、大おじいちゃんが笛や太鼓、ジサもやっていた。じいちゃんは、芸人はやらずに屋台をひくとかの手伝いをしていた。 以前のミコジサは、女子供は屋台にのれず、練習も見に行けなかった。子どもの頃、ジサのふりは祭りのときに行って覚えたから、左右反対の「鏡」だった。小学5年くらいの時に市民会館でやった時のDVDが出たので、それを見たりしながら「鏡」で踊っていたのを戻す作業をした。 直接使いの人形は、あまりこの辺にない。文楽や淡路とは違うし、南や北も違ったものになる。 曲も「いたこ」、「おいとこ」、「伊勢おんど」など、いろんなところからきている。「広大寺」は一回会津に行って戻ってきていて、違うものになったりしているし、「都序」は、いくら調べても出所がわからないとか、いろいろごちゃまぜで、こういうのも他になくて面白い。 趣味はミコジサです。

④その活動で大切にしていることは何ですか

心の中でいえば「変えない」こと。なくしちゃいけない曲や節回しは変えずに、例えば、その中で歌ったり踊ったりと、クセがつくのはいいと思う。 もう一つは、子どもたちに教えていくこと。三味線方は「師匠より先にひいてはいけない」というような決まりがある。それも大事だけど、そればかりいうと若い人たちがこない。まずはやってもらって、わかるようになってから、こういうこと(決まり)があるということを知ってもらえばいい。子どもたちは、大きくなると進学や就職で外に出るから、まずはミコジサが「あった」(過去形)じゃなくて「ある」ことをわかってもらうことが大事。

⑤その活動でもっと取り組みたいこと

子どもに知ってもらうこと。保存会に入ってもらえれば一番だけど、まずはミコジサをやっているときに見に来て、興味を持ってもらいたい ミコジサをやっている人は、仕事を持っている人が多いので、あちこち行ってたくさんやることは難しい。時々呼ばれてやったり、年に1,2回中学校とかに行きたい。

⑥小千谷の好きなものは何ですか

小千谷の夏

⑦未来の小千谷の人たちに伝えたいこと

ここまで芸事が多くて文化が豊かなところもない。生まれながらに懐かしさがあったり、人の心を豊かにするようなまちです。 (2024年8月)

ホントカ。小千谷市ひと・まち・文化共創拠点
住所:〒947-0021 新潟県小千谷市本町1丁目13番35号電話:0258-82-2724FAX:0258-82-8915
開館時間:
屋内広場
食アンカー
発アンカー
響アンカー
※演アンカー西側トイレは24時間利用可能
休館日:毎月第2, 4火曜日及び年末年始
第2・第4火曜日
祝日に当たるときは、その翌日以後の最初の休日でない日
年末年始
12月29日から翌年の1月3日まで
食アンカー
毎週月・火曜日、年末年始

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