ホントカ。

【みんなの手で、未来づくり大作戦】2024-常設展示-魚沼神社太太神楽をつなぐ人

みんなのてで みらいづくりだいさくせん 2024 じょうせつてんじ うおぬまじんじゃ だいだいかぐらをつなぐひと

小千谷の文化財を受け継ぎ未来につなげる人たちの、手と声を、聞き取り調査をもとに紹介します。

おぢやの千の宝
2024年9月26日公開(2024年10月11日更新)

魚沼神社太太神楽をつなぐ人

2024‐常設展示⑭ 土川というと魚沼神社、それをつないでいこうと。 富田秀雄(昭和28年生まれ) 《画像は近日公開予定です お楽しみに!》

【みんなの手で、未来づくり大作戦】2024-常設展示-魚沼神社太太神楽をつなぐ人

おぢやの千の宝
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①あなたは文化財に関するどんな活動をしていますか

魚沼神社の太太神楽を通じて活動をしている。魚沼神社に関しては、交代ごうたいで氏子をやったり、町内では年行事担当班がお祭りをする。

②いつからその活動をしていますか

土川に引っ越してきた平成4年から。 もともと住んでいたのは寺町で、子どもの頃の遊び場所は照専寺か慈眼寺だった。魚沼神社のあたりは、ここは恐いんだよと植え付けられていた。何にもなくて、田んぼの中の砂利道で、あそこに行くとなんかがいる。「わりぃこ」になると連れていくと言われていた。 太太神楽をやり始めたのは50歳くらい。寺町には、面白い風土があって、町内の青年会からPTAが区別なくごちゃまんざいにあった。何が青年会の行事で、何がPTAの行事かわからなかった。その気持ちで土川にきたら、これはPTAの行事、年行事と別れているのでびっくりした。土川に来て2年目でPTAの会長になって、それから青年会に入ったりして、太太神楽を知って、こういうのが地域にあるんなら関わらなきゃなと。 入ってからしばらく仕事が現役だったから、最初に会計をやれと言われ、そのうち人がいなくなって総務と会計をやれと言われ、10年くらいして会長になった。ずっと裏方だったんだけど、会長もやめた今年、秋田県の西馬音内(にしもない)に行くことになって、それが平日だから人がいなくて笛をすることになった(笑)今、小学生から笛を習っている(笑)

【みんなの手で、未来づくり大作戦】2024-常設展示-魚沼神社太太神楽をつなぐ人

おぢやの千の宝
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③その活動で大切にしていることは何ですか

やっぱり「つなぎ」。 学生の時、東京にいたときはそんな気持ちにはならなかったけど、もともと、寺町という古いところで育ったこともあるかもしれない。土川というと魚沼神社、それをつないでいこうと。

④その活動でもっと取り組みたいこと、してみたいことは何ですか

太太神楽は子どもたちがやっているんだけど、うまくなると成長するから新しい子に代わる。名人芸になるまではならない。無理にレベルを上げる必要はないけど、他のところの神楽を見に行ったりとかしたい。 昔は太太神楽は長男しかできなくて、その中でも選ばれた人しか舞殿しかあがれなかった。やりたい人がいっぱいいすぎて、苦肉の策だったのかもしれない。今のような体制も、つないでいくために自然になっていったんだと思う。

⑤小千谷の好きなもの、ことは何ですか

雪。やだけど好き(笑)一冬何回もないけど、初雪が降って、晴れたときにキラキラして。 縮も好き。来ている人を見るのも好き。

⑥未来の小千谷の人たちに伝えたいこと、のこしたいことは何ですか

いっぱいありすぎる(笑) 魚沼神社、太太はつないでほしい。あんまり急激な発展はしないでいいけど、あんまり変わらないのもなんだかなと思う。穏やかに右下がりにならないようにいってほしい。

(2024年9月)

ホントカ。小千谷市ひと・まち・文化共創拠点
住所:〒947-0021 新潟県小千谷市本町1丁目13番35号電話:0258-82-2724FAX:0258-82-8915
開館時間:
屋内広場
食アンカー
発アンカー
響アンカー
※演アンカー西側トイレは24時間利用可能
休館日:毎月第2, 4火曜日及び年末年始
第2・第4火曜日
祝日に当たるときは、その翌日以後の最初の休日でない日
年末年始
12月29日から翌年の1月3日まで
食アンカー
毎週月・火曜日、年末年始

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