Hontoka.

at!おぢや取り組みの記録_20250316

あっとおぢやとりくみのきろく

市民のみなさんと行政が一緒に対話しながら進める「わたしたちの施設づくり、まちづくりの場」、小千谷リビングラボ「at!おぢや」の活動の記録です。 ホントカ。は誰もが自身の関心事を起点にやりたいことに挑戦できる場です。ぜひみなさんもホントカ。に「やりたいこと」を持ち込んで、様々な人を巻き込みながら一緒にチャレンジしてみましょう! ■記録者:ありお(arg)

小千谷リビングラボ「at!おぢや」
Published on April 2nd, 2025(Updated on April 4th, 2025)

開催概要

①市民コミュニケーターモデルイベントの開催(2企画) ・開催日時:2025年3月16日(日)10:00~15:00 ・開催場所:小千谷市ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。内、発アンカー・フロートエリア ②市民コミュニケーターモデルイベントの振り返り ・開催日時:2025年3月16日(日)16:00~18:30 ・開催場所:小千谷市ひと・まち・文化共創拠点ホントカ。内、和アンカーと博アンカーの間のエリア

今回の内容:①市民コミュニケーターモデルイベントの開催(2企画)

【①ものづくり企画】「不思議な箱をつくってみよう!」 【②音楽と本の企画】「『スイミー』を題材にみんなと曲をつくる」

【①ものづくり企画】「不思議な箱をつくってみよう!」

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発アンカーの機材を使って作成したパーツを組み合わせ、合わせ鏡の不思議な箱をつくるワークショップが開催されました。午前2回、午後2回の計4回実施されましたが、当日は定員を超える参加があり、子どもから大人まで不思議な箱づくりに熱中し、楽しむ様子が伺えました。 ・企画者:五十嵐明さん ・イベント実施日時:3月16日(日)①午前10時~②午前11時~③午後1時~④午後2時~

3/16 発アンカー ワークショップ 【ふしぎな箱を作ってみよう】奮闘記①

企画者の五十嵐さんによるワークショップ実施の当日の体験記その1です。

3/16 発アンカー ワークショップ 【ふしぎな箱を作ってみよう】奮闘記②

企画者の五十嵐さんによるワークショップ実施の当日の体験記その2です。

【②音楽と本の企画】「『スイミー』を題材にみんなと曲をつくる」

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マルシェ・音楽・キッチンカーイベント「お!じゃむ」のライブパフォーマンスの一つとして、絵本『スイミー』にまつわる言葉やエピソードを事前に集め、それをもとに制作された、オリジナル楽曲「Swimming(スイミン)」が披露されました。一節のみ、アイデアを募り、観客が発案した言葉をもとにその場で曲が完成し、本と音楽の共創の体験が生まれました。 ・企画者:ルゥ・ハルベさん ・イベント実施日時:3月16日(日)11:00~のパフォーマンス

今回の内容:②市民コミュニケーターモデルイベントの振り返り

今回の一連の取り組みは、ホントカ。で「やりたいこと」を持ち込んだ市民を起点に、ホントカ。を活用しながら他の市民や利用者にひらいた企画として実施していくあり方を探るものでもありました。こうした活動を、市民とホントカ。の共同企画のモデルイベントとして、実際に取り組んで見えてきた可能性や課題を振り返り、今後の市民とホントカ。の共同のあり方を探っていく手がかりと出来たらと思います。

[各企画の実施に関する感想]

【①ものづくり企画】「不思議な箱をつくってみよう!」 ●他参加者の企画への感想 ・ワークショップでは、自分でつくる体験に加え、さらに発展した参考作品を用意し、参加者のモチベーションをあげる仕掛けも工夫されていて面白く感じた。 ・非常にワークの内容に工夫が凝らされていて、小さい子どもも楽しめるものになっていてとても良かったと思う。 ・色々な可能性を感じてステキだと思った。思い描いたものを自分でかたちにできる体験は面白いと感じた。 ●企画者・発アンカー職員の感想 ・開催にあたっては、材料費・試作は企画者で費用を負担し、参加費を企画者の方で回収する仕組みをとった。参加者が増えるほど利益となりモチベーションにつながった。 ・当初は、発アンカーを使って制作した自分の作品を展示をしたいとホントカ。に相談したことが始まりだった。その後市民コミュニケーターの取り組みとの合流の提案を受け、ワークショップを開催することになり、当初想像していたものより大規模なことを短期間で取り組むことになった。そのため、職員のみなさんにもかなり協力いただいて実現した。 ・今回の取り組みを通して、ものづくりに取り組む人とのつながりもできた。小千谷での活動が他の地域につながっていくのも面白いと感じた。このようなつながりを今後も増やしていきたい。 ・今後も発アンカーを使ってワークショップを担う人が自発的に増えて行ったら良いと思う。 【②音楽と本の企画】「『スイミー』を題材にみんなと曲をつくる」 ●他参加者の企画への感想 ・ 投稿したエピソードを採用いただいた。自分は『スイミー』にまつわる過去の失敗エピソードを投稿したが、それをいい思い出にしたいと曲の紹介のときにお話しいただいた。自分にとって本当に良い思い出にかわってうれしかった。 ・当日パフォーマンスの時間に行くことが出来なかったので、コトノハ等で動画を見ることが出来たらうれしい。 ・自分の思い出やイメージをくみ取って、一つの曲にしていただけたのが感動的な体験だった。 ・ものがつくられる瞬間を多数の人と共有できることはなかなかない。今後の希望にもつながる貴重な体験をさせていただいた。 ・聞いている人も自由に関わることのできる様子もとても良くて、来てよかったとしみじみ感じた。 ●企画者の感想 ・事前の告知がうまく出来たことで沢山の言葉が集まり、そのおかげでいい曲をすぐに作ることができた。 ・動画で告知した事と、お!ぢゃむのインスタアカウントと連携したこと、ホントカ。インスタアカウントでストーリーのシェアを何回もしてくださったことで多くの方に企画のことを知っていただけた。サブフロートへ展示(絵本『スイミー』やイベントのフライヤー等)もいただき、ありがたかった。 ・ホントカ。とより近づく事ができ、共同企画を実感できたことが一番嬉しかった。

[今後への課題]

●実施に向けた準備について ・今回は短期間で準備を行う必要があり、企画者・職員含め準備に伴う負担が大きくなってしまったことが課題。無理のない準備期間を確保していく必要がある。 ・企画者によって、どの程度やりたいことが固まっているか、ホントカ。へどのようなサポートを求めているかにも幅がある。市民で主体的に進めていくことと、ホントカ。でフォローすべきことのラインをみんなで考えていく必要がある。 ・何かを取り組みたいときに相談できる窓口があり、その存在が発信されているとよい。 ・今回のように、「市民コミュニケーター」の取り組みとして働きかけを行うような場合は、その位置づけや目的について認識合わせを丁寧に行う必要がある。 ・途中段階で準備のための作戦会議を設けてきたが、位置づけが不明確なままでの進行になってしまい、急ぎの準備が発生してしまった。どのような位置づけでどのように場を設定し開催していくかについても丁寧にコミュニケーションを図る必要がある。 ・2つの企画を進めたが、もう少し早い段階ですり合わせが出来ていれば、コラボの可能性も広がったかもしれない。企画者のコミュニケーションの機会を適切なタイミングで設定していけるとよい。

記録後記

両企画とも、自身の関心や活動からはじまり、広く他の人たちにひらいたまさに「コミュニケーター」としての活動がそれぞれのかたちで実現したように感じます。どちらの企画においても、非常に素敵な光景をホントカ。で目の当たりにすることが出来ました。一方、モデルケースとして手探り取り組んできた状況下、課題も多く見つかりました。目的や位置づけの共有などについての反省点もありますし、様々な人が関わることで調整や議論すべき点など、一人で取り組むよりも考慮しなくてはならない点も増えていく部分もあると思います。しかし、その分広がる可能性が確かにあるとも感じました。このような活動が無理なく持続していくかたちを、継続して考えていく必要がありそうです。

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2nd and 4th Tuesdays
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