紹介
万葉の時代から続く五七五七七のリズム…とっつきにくい?現代の短歌はそんなイメージをぶち破ります。私がはじめて読んだのは、『短歌ください』でした。雑誌『ダ・ヴィンチ』の読者投稿コーナーに寄せられた句から傑作をピックアップ。審査員の穂村弘がそれぞれの句に短い講評を書いたものです。強烈でした。 いくつか紹介します。 = = = = = 好きでしょ、蛇口。だって飛びでているとこが三つもあるし、光っているわ (陣崎草子・女・31歳) 野菜ならどんなものでも漬け物にすると宣言父の信念 (晴家渡・男・26歳) 一秒でもいいから早く帰ってきて ふえるわかめがすごいことなの (伊藤真也・男・35歳) = = = = = …こんな具合で、講評も味わい深い。 穂村弘は1990年代から加藤治郎、西田政史、荻原裕幸とニューウェーブ短歌を牽引しました。エッセイもおすすめです。
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