明治18(1885)年に作られた『縮布製造之真図』(小千谷市指定文化財)には、江戸時代から伝統的に行われている小千谷縮の製作工程が描かれています。 小千谷縮の作り方は、ユネスコ無形文化遺産にもなっていることで知られています。昔から変わらない「作り方」を未来へ伝えるためには、昔から用いられる道具もあわせて伝えていかなければなりません。
【オボケ】 手うみした麻糸を入れるための道具
オボケを使用して、麻糸を作る様子 『縮布製造之真図』より
【コバジョウギ】 絣模様を作る際の、絣つけ、手くびりの設計・調整を行うための道具
絣つけ、絣くびりを行う様子 『縮布製造之真図』より
【イザリバタ】 反物・機を織るための道具
右半分:イザリバタで機を織る様子 『縮布製造之真図』より
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