ホントカ。

小千谷の遺伝子と千の宝【オンライン常設展2024】

おぢやのでぃーえぬえーとせんのたから2024
おぢやの千の宝
2025年2月5日公開(2025年6月20日更新)

私たちのふるさとのあちこちには、宝物がたくさん眠っています。 ただ、宝物なのに、眠ったままで気づかれていません。 みんなで起こして、磨いて、次世代へ届けてあげたい。 そう思うのです。 それができるのは、私たちです。 お子さんからお年寄りまで、それぞれが宝を見つけて磨いていく。 そして、宝物が光り始めた時、小千谷は、絶対にイキイキと輝きます。 この小千谷市郷土資料館では、常設展「小千谷のDNAと千の宝」と題し、小千谷の歴史や文化を、「交流」・「自治」・「利他」という3つのキーワードに分けて展示しました。小千谷の先人がこれまで大切にしてきた『DNA=遺伝子』と言い換えることができる文化財などの実物資料と、その担い手である現代を生きる人々のメッセージから、「そもそも、小千谷とは何か」を今一度みんなで考えるきっかけにしていただければ幸いですと思います。そして小千谷の大切な輝かしい『千の宝』を、みんなで起こして、磨いて、次世代へ届けていきましょう。 小千谷市長 宮崎 悦男

小千谷市長 宮崎 悦男

― 歴史や文化は未来につながる大切な道しるべ ―

小千谷の遺伝子と千の宝【オンライン常設展2024】

おぢやの千の宝
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常設展目次

私は、小千谷の歴史の勉強を始めてから、ずっと考えていたことがありました。小千谷の歴史の特徴は何なのか、と。 一先ずの答えの試案として、「交流」・「自治」・「利他」、この3つこそが他のまちにない小千谷固有の歴史の特徴であると考え、展示で表現してみました。 この特徴は、現代を生きる私たちと決して無関係なものでなく、生活様式・規範・道徳・理念等と様々な形で、あたかも『遺伝子』として我々の身体と心に刻まれています。あまりに当たり前なこと過ぎて、普段は気が付かないと思います。それは息をしたり、歩くのと同じだからです。この小千谷の遺伝子に気が付くのは、おそらく異なる価値観や現象に出会った時でしょう。 ホントカ。では、共創を主題として、実空間・情報空間の中における見聞きや対話を通して様々な価値観と出会えると思います。その一つ一つの出会いや探求に小千谷を感じることが出来れば例え些細なことでも、『小千谷とは何か』『小千谷の遺伝子』に気が付けることでしょう。 この遺伝子を私たちはもっともっと感じ、学び、人に伝えることで「そもそも小千谷とはなにか」を未来に継承していくことができると思います。もしかしたら遠い将来行政としての≪小千谷市≫というまちは無くなる日も来るのかもしれません。しかし大切なことは【小千谷】だと私は思います。何万年も昔からこの恵まれた小千谷の大地を利用して、生活するあらゆる人々が、力の限り、自分と「誰か」のために生きてきたことで、それがこれからも変わらない小千谷の価値であるということです。 この小千谷の価値である遺伝子を残すために、私たちは過去の人々への感謝と畏敬を感じ、小千谷を学び続けなければならないのです。この学びは一見するととても難しいと感じるかもしれませんが、実は皆さんの身近にもたくさんその答えはあると思います。 このお地蔵様は、誰が何で作ったのかな? この電柱は、何でこの間隔で立っているのかな? この山だけどうして黄緑色の木が多いのかな? 何でも良いです。その気づきこそが、≪小千谷の遺伝子≫を未来に伝えていくための≪千の宝≫のきっかけとなるのです。 ぜひその話、じっくりと聞かせてください。 小千谷市学芸員 白井 雅明

小千谷市文化財担当者 白井 雅明

― 活動場所 : 小千谷全域 ―

小千谷の遺伝子と千の宝【オンライン常設展2024】

おぢやの千の宝
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ホントカ。小千谷市ひと・まち・文化共創拠点
住所:〒947-0021 新潟県小千谷市本町1丁目13番35号電話:0258-82-2724FAX:0258-82-8915
開館時間:
屋内広場
食アンカー
発アンカー
響アンカー
※演アンカー西側トイレは24時間利用可能
休館日:毎月第2, 4火曜日及び年末年始
第2・第4火曜日
祝日に当たるときは、その翌日以後の最初の休日でない日
年末年始
12月29日から翌年の1月3日まで
食アンカー
毎週月・火曜日、年末年始

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